塗香

塗香(ずこう)・極上塗香 600円

塗香(ずこう)ってご存知ですか?

私は今日初めて知りました。

というか、今まで気にもとめなかったのですが、今日気になりました。

 

高野山②で写真を載せた、根本大塔(こんぽんだいとう)の中を拝観したのですが、その入り口に塗香(ずこう)が置かれていて、

「少量を手にすり込んで入堂してください」

と書かれていました。

言われるままに(書いてあるままに?)黄土色の粉をつまんで、手の平に乗せて手を擦り合わせたら、

何とも言えないお香の香り。

そして、手がすべすべになる感じ。

というか、今日、根本大塔を拝観しようと思ったのは、この香に誘われてです。

なんかいいにおいするなぁ

と思って、200円の拝観料を払って入堂しました。

こちらには以前入ったことがあります。

でも、今日ほどこの塗香(ずこう)、気になりませんでした。

 

 

帰り道を歩いていたのですが、

「この、手のすべすべ感、良い!」

「これ売ってないのかなぁ?!」

と思って、香老舗の“高野山大師堂”さんに行って聞いてみました。

(苅萱堂(かるかやどう)の、道向かいにあります)

 

「根本大塔と同じ香はないですが、奥之院の塗香(15種類ブレンド)と、もうひとつ(8種類ブレンド)のものがあります。」とのことで、香りをかがせてもらいました。

(高額でしたが、白檀の塗香もありました)

 

塗香(ずこう)とは、心身を清めるためのものらしいです。

(化粧品ではないそうですm(–)m)

 

ケースに入っている物がお得だと言われたのですが、試しだったので、小さいボトルタイプのものを一つ購入しました。お財布等に忍ばせられる小さなものも200円で置いてありました(^^)

 

レジの横に ↓ の白檀のにおい袋が置かれていて、嗅いでみると、甘くて優しい香りだったので、こちらも購入してしまいました。

びゃくだん

白檀(びゃくだん)におい袋 250円

 

今調べてみたんですが、塗香(ずこう)は、

「香木(こうぼく)の粉」で作られていて、「体臭消し(香水)という作法」として空海より伝わったとあります。

心身を清めて邪気を払い、邪気を寄せ付けない役割があるとあります。

 

詳しくは教えてもらえませんでしたが、「成分にシナモン(桂皮)が入っていませんか?」と尋ねると、「入っている」とのことでした。

シナモンは、毛細血管の老化防止・修復効果があり、シミシワたるみの予防改善などの効果がありますから、もしかしたら、その成分のおかげで私の手がすべすべになったのかもしれません。

どうでしょう?!

僧侶の方たちはきれいな手をしているのかしら?

塗香(ずこう)のせい?

調べてみる価値、ありそうですね!!


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