私の考え方ですが、
『こどもに夢を持たせるのが大人の務め』
だと思っています。
幼い頃から大人と同じ扱いをしたり、こどもの夢を笑うようなのは、見ていて気持ちよくありません。
大人の都合で『大人』を振りかざしてこどもに接しているのは、気持ち良くないなと思うんです。
これは、『現実を教えてる』と勘違いしている人がいると思います。
こどもが甘えるのも、わがままを言うのも、至極あたりまえのことなのに、『小さい大人』として接するのは、まったくおかしい。
『こどもはこども』だと認識して、
◎今は甘えたいときなんだ。
◎今は泣きたいときなんだ。
◎今はプリキュア(仮面ライダージオウ)になりたいんだ。
◎大きくなった時の夢はサッカー選手なんだ。
と、今のありのままの、微笑ましい成長を、親も楽しめるのに。
▼暑いからあっちいって。
▼うるさいなぁ。
▼プリキュアになりたいって、キグルミ着たいの?
▼サッカー選手なんて、なれるわけないやん。
こういうことを聞くと、胸が痛くなります。
「なにがあったの?!こどもはなにか悪い事でもした??」
全部大人に余裕がないせいで、こどもを傷つかせてしまっている言葉ではないでしょうか?
私は身近なこどもたちに、夢を聞くのが好きです。
横で聞いてる親が、「そんなん夢なん?!」って、言おうが、その子の今の夢がそれなら、どうどうと教えてほしい☆
私も、昔「幼稚園の先生になる」のが夢でした。
ずっとそう言ってたんですが、小学生だったある時に、「そんなんなれへんで」って言われて、とても大きいショックを受けました。
誰に言われたのか、どんな状況で言われたのか、覚えていませんが、その言葉の鋭利なナイフは、幼い私の心を傷つけました。
いまだに心が覚えていて、この時のことを思い出すと涙がでるんだから、相当なショックだったんだと思います。
それから何年も私の本当の夢「幼稚園の先生になる」を言えなくなってしまいました。
どうしてその人は、まだ幼い小学生にそんな冷たいいじわるを言ったのでしょうか?
わかりません。
でも、今、地域差はあるかもしれませんが、たまに子どもにズケケと、言葉を選ばずに発する人を見かけます。
そして、3歳くらいの女の子が、他のこどもを馬鹿にする場面に出くわしました。。
攻撃的な言葉を子供にあびせると、攻撃的な言葉を使うようになります。
大人は、もっと子どもの前に、言葉を選ばないといけないのではないかな?
幼い頃に見た夢を、大きくなった時に共有できるのが親子だと思うから。
スケジュール帳とか、ノートとかアルバムに書き残しておいてほしい。
2歳の時の夢・3歳の夢・4歳の夢・5歳の夢・・・・・
ちなみに、私は大人になって保育士の資格を取得しました。
幼い時の夢は、きっと大人になっても近くにあることだと思うんです。
こどもの『夢』聞いてみてあげてほしいな。
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