なんで急にこんなことを?と思うかもしれませんが、
“体を行きたい方に向ける”
“行きたい方に目線を向ける”
という事、
スポーツをする人には当たり前と思われるかもしれませんが、これってすごく大事なことなんです。
ピンとこない方は、サッカーやバレーボールを思い出してもらってもイメージがつくと思います。
ボールの真ん前に構えて、ボールを送りたい方へ目線を送って、蹴る。
そうすることで、思い通りの場所にボールを送ることが出来ます。
ヨガやダンスでも、
「天井の方にむかって~」とか、
「指先の先の方に意識を持って行って~」
と、目線の持って行く方を意識します。
それは、目線をそっちに向かせると、体がそっちに向かうからです。
それが効果的だからです。
これはスポーツにおいてだけではありません。
もちろんプロのスポーツ選手、棋士(きし)、マジシャンなどは、目線を送らずともプレイ出来るように特訓しますよね?それは、目線を読まれてしまうと、手の内を見破られるからです。
「目線を読む」ということは、子どもの頃から知らずのうちに、もしくは誰かに教えてもらって、たいていの人がなんとなく出来るようになっているようです。
☆ババ抜きで、ジョーカーを渡したいが為に、それを見続けてばれる。
なんてことから訓練されるのでしょうか(^^)
で、ここ!!
これって、大事なことなんです(2回目)!!
なぜって、何かしようとする時だけじゃなくて、
普段の生活でも無意識の中でも行っているからです。
欲しいものが目につきやすくなるし、
好きな人のことは目で追ってしまうし、
気になっていることは気になってしょうがないし。
良い事でも悪い事でも。
例えば、ガードレールや看板には、車の当たった痕があります。
あと数メートル先なら、当たらなかったのに、どうして?
という時、人はそこを見続けている状態です。
目線を外したら、目線の方に数メートル避けられたかもしれません。
スノーボードをする時、
やはり目線で動きます。
スピードが出ている時なんかは、少しの油断で
シャーーーーーーっと進んでしまいます。
行きたい方向を見ると、体が勝手にそちらに向いてしまうんです。
意識よりも先に視覚があるのなら、
行きたい方向を見るのが効果的です。
でも、意識するという事も、とっても大切なことなんですよ。
先日高野山に車で行った時、平日なので
対向車も、前にも後ろにも車はほとんど通りません。
道幅はきちんとありますが、
くねくねと曲がりくねった道を、対向車のないまま下っている時、
「キープレフト」
の看板がありました。
頭の中で「キープレフト」をリフレインさせながら運転しました。
これは「意識」です。
みんな小さい時から、向いた方に体が動くことも、行きたい方に体を向けることも、
あまりにも当たり前にしているから、忘れてしまっているかもしれないけれど、
良い事にも悪い事にも、
目線ってとっても大事なんです☆☆☆(3回目)
高野山での記事はこちら↓
③塗香(ずこう)・白檀(びゃくだん)シナモンのおかげですべすべお肌?
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